
仮想通貨の取引を初めて一週間ほど経過しましたが、販売所での仮想通貨売買はスプレッドが大きく、利益を出すには対策が必要であることがわかりました。
今回は「スプレッドとはなにか」と、販売所での取引における僕なりの対策を紹介します。
・スプレッドとはなにか
・販売所取引における対策
・今後の方針
スプレッドとは
まず初めにスプレッドとはなにかについて解説します。
十分知っている方は読み飛ばして頂いて構いません。

スプレッドとは手数料
スプレッドとは買値と売値の金額差とのことです
つまり、仮想通貨を売買する場合、常に買値と売値には金額差があり買った瞬間からマイナスの状態でスタートすることになります。
こちらがビットフライヤーの販売所の取引画面です。

購入価格が1,139,709円、売却価格が1,106,227円と表示されており、
金額差(1,139,709-1,106,227)=33,482円がスプレッドとなります。
つまり1BTC購入した瞬間に▲33,482円からスタートするので、利益を出すには34,000円程度の値上がりが必要となります。いくら値動きの大きい仮想通貨とはいえこの差額は大きいです。
細かく言うと手数料とは異なりますが、実質この差額分は企業の貴重な収入源となっているので手数料となんら変わりません。
「手数料無料」という企業もありますが、実際はスプレッド差が発生するため完全に無料というのはありませんので注意が必要です。
販売所のスプレッドについて
販売所で取引する場合、コインの単価は企業が決定しており、その金額で売買を行います。そのため、必然的に買値と売値に差が生じます。
また、取引所でユーザー同士が金額を決めて取引するのとは異なり、企業が金額を決定しているため様々なコスト等が含まれます。
そのため、販売所では特にスプレッドが大きくなります。
企業によってスプレッドの差は違うので、口座を複数開設して安いところを狙っていくことも重要になります。
実際に見てみるとわかりますが、販売所よりも取引所の方が圧倒的にスプレッドは小さいです。なので、コストを抑えながら取引するには取引所を使うことになります。
僕は現在販売所での取引をしているため、今回は販売所メインの記事となります。
販売所取引における対策
一週間ほど販売所での取引を行いましたが、とにかくスプレッドが大きく利益があまり乗っていないのが現状です。
実際にまだ買い注文しかしておらず、売りは一度も行っていません。
これが現在の保有仮想通貨です。

現在はこのような状況です。
50,000円からのスタートなので3000円ほどマイナスとなっています。一部プラスになったりもしますが、スプレッド差をカバーできるほどの利益はまだ出ていません。
何度も取引する場合、その分毎回スプレッドがかかりコストがかさんでしまうため、一度の取引でなるべく多く利益を確保する必要があります。
そこで僕の考えている販売所取引の対策として、
販売所では中長期投資のみ
利益が+20%まで乗ったら売却
毎月定額をコツコツ積み上げる
この考えで販売所を使っていこうと考えています。
当たり前のこと言っていると思われそうですが、仮想通貨は値動きが非常に激しく短期売買しようとすると販売所のスプレッドは障害となります。ですので一時の下げにはある程度目をつむり、十分利益が乗るまでじっくり育てる戦法が有効です。
また、定額をコツコツ投資していくことでドルコスト平均法により取得価格をある程度抑え、利益を伸ばしていくのも効果的です。
上記の考えに沿ってある程度の期間取引してみて、失敗したらまた考え直そうと思います。

今後の方針
現在は販売所をメインで活用していますが、値動き等はだんだんわかってきたので取引所に移行して短期~中期くらいで運用予定です。
販売所のメリットは、いつでも安定して売買できること(相手が企業なので約定しないということが無い)なので、販売所については毎月定額を投資して長期運用していきますが、すべて長期投資すると今楽しむお金がなくなってしまうので、仮想通貨はできれば短期~中期くらいで運用出来たらいいなと考えています。
失敗も含めてよい経験になるので、積極的にリスクを取っていきたいと思います。
まとめ
今回の記事のまとめです
・スプレッドは実質手数料。取引する際に必ず発生する
・販売所はスプレッドが大きい
・販売所は長期投資向け
⇒一度の取引で多くの利益を出す
以上になります。
これから仮想通貨を始めようと考えている人や、スプレッドとはなにかわからない方の参考になれば幸いです。
まだまだ小額投資なので、今のうちにリスクを取って積極的に取引の経験を積んでいこうと考えています。
次の記事までにリタイアしていないよう頑張ります。
楽に生きていく