
今回は、米国株投資を始めようとした場合に必要な種銭(投資資金)について考えていきます。
結論から言うと、米国株は1万円あれば十分始めることが出来ます。
ではなぜ1万円でよいのか説明していきます。
・米国株を買うのに必要な資金
・1万円で買えるおすすめ株
・小さく早く始めることの重要性
投資を始めるのに必要な資金とは

米国株に限らず投資を始めるにはお金が必要です。
では、一体いくらあれば投資を始めることができるのでしょうか。
結論から言うと、米国株は始めるだけなら1万円もあれば十分です。
ただし、投資で大きく儲けようとした場合は1万円では足りません。あくまで始めることにフォーカスした場合の資金額となります。
その理由は、米国株は1単元(1株)から購入できるからです。
日本株の場合、単元未満株という制度を使わずに普通に購入しようとした場合、基本は100株単位でしか購入できません。
そのため、1株あたり200円程度の低位株であっても実際購入するには100株、つまり20000円必要になります。
それに比べて米国株は1株から購入できるため、安い株であれば1万円以内でも多くの選択肢があります。
世界的に有名なコカ・コーラなどは1株約50$(5000円)程度で買えるので、安い時ならうまくいけば2株買える可能性もあります。
※分かりやすくするため1$=100円換算
このことから、米国株であれば1万円もあれば十分始めることが可能です。
・米国株は1株から買える
・有名な株も1万円で手が届く
1万円で買えるおすすめ米国株
独断と偏見ではありますが、1万円で買えるおすすめ米国株をいくつか紹介したと思います。
株ごとの詳しい解説などは今後別の記事で書くつもりなので、ここでは簡単に良い点をまとめて紹介していきます。
VYM
VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)とは、米国高配当株式ETFです。米国の株式会社の中で、配当が高い会社のみを選んで集めたもので、VYMに投資することで、VYMに含まれるすべての高配当株の会社に投資することになります。
1株85$(9000円くらい)で買えるので、1万円で十分足ります。
配当利回りがおよそ2.5%あり高いことがメリットです。
BND
BND(Vanguard Total Bond Market Index Fund ETF)とは、米国トータル債券市場ETFです。つまり、米国の債券すべてに投資するものです。
債券は過去の実績から見ても比較的安定しており、株価暴落時にも下落幅は小さいことがメリットです。
また、BNDは毎月分配金がもらえます。つまり毎月口座に配当が振り込まれるので、持っているだけでお金が増える感覚をつかむことができます。不労所得の第一歩を得ることが出来ておすすめです。
配当利回りも2.4~2.5%と高く、個人的にはお金があればたくさん保有したい銘柄です。
PFF
PFF(iShares Preferred and Income Securities ETF)とは、iシェアーズ優先株式&インカム証券ETFです。
優先株式を簡単に説明すると、通常よりも高い配当金を優先で貰えるかわりに議決権などが無いということです。PFFもBND同様に毎月配当金が貰えるので、持っているだけでお金が振り込まれます。
配当利回りは驚異の6%近くとかなり高いです。
BNDよりも株価の変動はありますが、魅力的な配当金と言えます。
この辺りが、もし自分が1万円から始めるとしたらまず買ってみる銘柄になります。
ETFなので個別株よりも安定感があり、なおかつ配当利回りも高く、毎月分配であれば不労所得をいち早く貰えるので経験値が高まります。
様々な意見があると思いますが、参考になれば幸いです。
・VYM
・BND
・PFF

とにかく株を買ってみよう
ここまでに、1万円あれば米国株投資が始められること、資金内で買えるおすすめ米国株を解説してきました。
最後は、とにかくひとつ株を買ってみようという話です。
僕自身が投資を始める前そうでしたが、ブログやTwitterなどで株の情報を読み漁り、まだ始めてもいないのに儲かったらどうしよう、大負けしたらどうしようという想像を繰り返していました。
しかし、百聞は一見に如かず。
実際に自分のお金を投資してみると感覚が全然違います。
株価の上下でドキドキしたり、配当金が振り込まれた案内のメールが届いたときは不労所得を得られたことがすごく嬉しかったです。
そして、自分の大切なお金を使う以上、ただ情報を見るだけでなく自分なりに考え実践する行動力が生まれました。
1万円は大金です。
決して損をしていいと言うつもりはありませんが、その1万円を浪費してしまくらいなら投資してみて将来につながる経験を得てみてはどうでしょうか。
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買わなくてもまずは口座を作ってみるスモールステップからでも始めてみるのがおすすめです。
今回は以上になります。
楽に生きていく